TDR拡張計画発表!その内容と入り交じる期待と不安 TDS新テーマポート開発ほか編
10月30日、東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドから発表された「東京ディズニーランド、東京ディズニーシー今後の開発構想について」という広報リリース。
その概要としては、「今後10年間(2015年3月期~2024年3月期)で、テーマパーク事業に5,000億円レベルの投資を実行する」という壮大なもの。
「TDLファンタジーランド拡張編」では、この広報リリースの中の東京ディズニーランドのファンタジーランド拡張部分について記事にしました。
この記事では、東京ディズニーシーの新テーマポートの開発の他、残りの広報リリースの内容について書いていきます。
「TDLファンタジーランド拡張編」はこちらです。
ぜひ2つ併せてご覧ください(_ _*)
→ TDR拡張計画発表!その内容と入り交じる期待と不安 TDLファンタジーランド拡張編
大規模開発エリアテーマに関する記事はこちら♪
→ 東京ディズニーリゾート大規模開発エリアテーマ方針発表
東京ディズニーシー 新テーマポートの開発
オリエンタルランド公式発表内容
概要 :
複数の大型アトラクション、商品店舗、飲食店舗等からなる新テーマポートの開発
導入時期 :
「2016中期経営計画」期間以降
開発エリア :
ロストリバーデルタの南側に隣接する拡張用エリア
※アラビアンコーストとほぼ同規模
(株式会社オリエンタルランド 広報リリースより引用)
新テーマポート開発 一体何がテーマなの?
ロストリバーデルタの南側に、アラビアンコーストと同規模の新テーマポートが開発されます。
これに伴い、話題になっているのは、「このエリアが何がテーマのテーマポートになるのか?」ということ。
これこそ日経の記事にあるアナと雪の女王だとか、いろんな推測が飛び交っていますが、これは公式発表があるまでなんとも言えませんよね。
個人的には、ここにアナ雪というのはあまりにもディズニーシーの世界観を壊すので、やめて欲しいなと思います。
最近は、シーにもキャラクターを押し出す文化が色濃くなっているパークの方針ですが、ディズニーシーにアナ雪では、一体何のためにパークを分けているのかと言いたくなります。
さすがにオリエンタルランド側も、この思いは汲み取ってもらえると信じておくことにします。
Sea of Dreamsの歌詞はどうなるの…?
テーマポートの新設により、今まで7つだった東京ディズニーシーのテーマポートは、当然ながら8つに変更になります。
この影響として、東京ディズニーシー5周年のテーマソングであった「Sea of Dreams」の歌詞、「あなたとともに見つめている 七つの海へと 幸せ溢れて」という部分をどうしてくれるんだ!という意見が多く見られます。
八つの海ではちょっと語呂が悪いですし、今更歌詞を変えるわけにもいきませんしね笑
ここは、歌詞の七つの海は世界の海を表していて、ディズニーシーのテーマポートとは関係ないと思って割り切るしかないかなと思います(^^;)
ホテルミラコスタの天井画…テーマポート新設予定は最初からあった?
テーマポート新設で7つの海が8つの海に…これに伴って注目を浴びたものがあります。
東京ディズニーシー ホテルミラコスタのロビーの天井画です。
この絵には、各テーマポートを表す女神の絵が描かれています。
「各テーマポートを表すということは、今回8つになったら絵が足りなくなるんじゃないか?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、写真を見てわかるように、この女神の絵、最初から8枚あるんです。
もしかして、東京ディズニーシー開園当初から、テーマポート増設計画はすでに存在したのかもしれませんね。
それとも、増えたときの保険…?
いえいえ、広報リリースの「ロストリバーデルタの南側に隣接する拡張用エリア」という書き方からして、おそらく最初からあったものと推測します。
少なくとも十数年前から考えられていた…かもしれない新テーマポート開発。
これはきっと、すばらしいものになるに違いないと期待しておきます(^-^)
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーにおける快適な環境づくりに向けた整備
オリエンタルランド公式発表内容
レストランの更なる充実や混雑感の緩和、暑さ/寒さ対策など、ゲストの皆さまが快適に楽しめる環境づくりを積極的に行ってまいります。
<具体例>
・ショー鑑賞エリアの再整備
・レストランの更なる充実
・サービス施設の快適性向上
・IT環境の再整備
(株式会社オリエンタルランド 広報リリースより引用)
メディテレーニアンハーバーの埋め立て工事の真相は可動式舞台の導入!?
広報リリースの中で、「ショー鑑賞エリアの再整備の例」として挙げられているのが、メディテレーニアンハーバーに可動式の舞台などの導入です。
以前からメディテレーニアンハーバーの工事についてはツイッター等でも頻繁につぶやかれていて、ショー鑑賞時の利便性が高まる反面、かなり広範囲にわたって埋め立てられてしまうという予想に落胆していた方も多かったのではないでしょうか?
私も、こんなに狭くなったら、もはやハーバーじゃないじゃん!と思っていた一人です。
しかし、リリースに載っているのはあくまで“可動式”の舞台。
メディテレーニアンハーバー周辺のスピーカー同様、ショーの際には出てきて、終了後はしまわれるものになるような書き方ですよね。
これはもしかして、舞台を拡張してショーのクオリティが高まるだけで、ハーバー自体は狭くならないのかも?という期待が高まります!
こちらの可動式ステージは、2015年3月1日より使用開始予定です(^^)/
東京ディズニーランド パレードが見えるレストランの導入
東京ディズニーランドには、パレードを見ながら食事ができるレストランが導入されるようです。
広報リリースから引用したイメージ画にも、窓の向こうのパレードを見ながら、楽しそうに食事をする家族が描かれています。
このレストランがどのあたりに作られるのかはわかりませんが、本当に絵のようなレストランができたら素敵ですね。
座席をめぐってものすごい争奪戦が繰り広げられることも想像されますが…
広報リリースにある通りの、「ゆっくりとパレード鑑賞ができるレストラン」であることを期待します。
東京ディズニーリゾート IT環境の再整備…Wi-Fi導入への期待
私が気になっているのが、リリース内では詳しくは全く触れられていない「IT環境の再整備」のところ。
「ついに東京ディズニーリゾートにもWi-Fi導入!?」なんていう勝手な期待をしています。
WDWを訪れた際、パーク内にWi-Fiが整備されているため、かなり助かりました。
私が他の方法を知らないだけかもしれませんが、外国人ゲストの方はWi-Fiもなくてどうしているのでしょう?
Wi-Fiが整備されれば、スマートフォンなどの利便性が高まりますよね。
東京ディズニーリゾートほどの規模のテーマパークですから、なんとかそろそろWi-Fiくらい整備してくれるとありがたいのですが…
サポート機能を含めた運営基盤の更なる強化
オリエンタルランド公式発表内容
入園者数レベルとゲストサービスの最大化に対応すべく、テーマパークの運営基盤であるバックステージにおいて、サポート施設の拡充や、施設の移設による事業用地(テーマパーク用地含む)の創出を進めてまいります。
<具体例>
・ロジスティクスセンター、セントラルキッチンの近隣所有地への移設および拡充
・事務部門の一部機能を近隣所有地へ移転
(株式会社オリエンタルランド 広報リリースより引用)
バックステージの強化によるホスピタリティの向上
バックステージの施設の拡充も実施されるようですが、このあたりは私たちゲストの目に触れる場所ではありませんね。
しかしながら、バックステージの強化によってキャストさんの働きやすい環境の整備や、人材育成に力をいれてくれるのなら、ゲストの目に見える形で投資効果が現れてくれることでしょう。
偉そうなことをいえる立場ではありませんが、パークにおける経費の削減やキャスト不足、質の低下などが叫ばれている昨今、この部分においても抜かりなく開発に力を入れて欲しいところです。
広報リリースにあるような、「キャストによるホスピタリティ」の向上によって、これからも、すばらしい東京ディズニーリゾートであり続けてくれることを願います(*^^*)
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