どこがおすすめ?ディズニー・クルーズラインの客室カテゴリ解説!

2018年1月6日

れディズニーの夢の船旅、ディズニー・クルーズライン(DCL)。
その豪華客船はかなりの大きさで、例えば、私が乗船予定のディズニー・ドリーム号は全長340mもあります。
その大きな船の中にはたくさんの客室があり、通常のホテル同様に、客室タイプもさまざま。
タイプによって当然金額も違ってきますが、計画開始当初、そもそもどんなタイプがあるのかも把握しきれなかったのが正直なところ。
今回は、ディズニー・クルーズラインを予約した私が調べて分かったディズニー・クルーズラインの客室タイプを解説します!

実際に私が宿泊したお部屋のレポートはこの記事をチェック!
船の中とは思えない!ディズニークルーズ(DCL)の客室設備や眺めがすばらしい!(カテゴリ5C)

ディズニー・クルーズラインの部屋カテゴリ解説

ステートルームとデッキ、カテゴリの用語を覚えよう!

まず私が、ディズニー・クルーズラインについて調べた時に意味が分からなかったのが、ステートルーム(Stateroom)とデッキ(DECK)の概念。
ディズニー・クルーズでは、客室のことを「ステートルーム」、階数のことを「デッキ」と呼びます。
そして、客室タイプを「カテゴリ」という言葉で区別しています。
詳しくはこの先で解説するので流し読みで大丈夫ですが、例えば、窓のないスタンダートタイプの客室で、8階のお部屋であれば、カテゴリ11のスタンダード・インサイド・ステートルーム、デッキ8になります。

部屋のタイプは大きく分けて3種類!

ディズニー・クルーズラインの基礎知識の記事にも書いた通り、部屋タイプを大きく分けると、窓なし、窓あり、ベランダ付きの3種類になっています。
イメージの通りだと思いますが、一番ハイクラスのお部屋がベランダ付き、続いて窓あり、窓なしの順になります。
私はディズニー・バケーションクラブ(DVC)のメンバーのため、DVC経由で予約していますが、そのポイントチャートを見ても、窓なし、窓あり、ベランダ付きの順に、だんだんと所要ポイントが多くなっています。

細かくはカテゴリ4~11の8タイプ、さらにA~Eの5タイプ!

この窓なし、窓あり、ベランダ付きの3タイプの中でも、部屋タイプは細かくわかれています。
ここからがカテゴリの概念になり、カテゴリ4~11の8タイプがあります。
(ディズニー・ワンダー号とディズニー・マジック号にはカテゴリ8はなし)
カテゴリの数字が小さいほどハイクラスの部屋となり、それぞれの名称は以下の通りです。

  • カテゴリ11 スタンダード・インサイド・ステートルーム
  • カテゴリ10 デラックス・インサイド・ステートルーム
  • カテゴリ9 デラックス・オーシャンビュー・ステートルーム
  • カテゴリ8 デラックス・ファミリー・オーシャンビュー・ステートルーム
  • カテゴリ7 ナビゲーター・ベランダ付きデラックス・ステートルーム
  • カテゴリ6 ベランダ付きデラックス・ステートルーム
  • カテゴリ5 ベランダ付きデラックス・ステートルーム
  • カテゴリ4 ベランダ付きデラックス・ファミリー・ステートルーム

カテゴリの中にも、さらにA~Eの部屋タイプがあります。
ここまでくると、かなり難しくなってきますが、アルファベットの違いはデッキ、すなわち階数の違いと、視界を遮るものがあるかないかなど眺望の違いのようでした。
客室タイプの決め方としては、大まかなカテゴリを決めて、旅行代理店やディズニー・バケーションクラブのメンバーサポートなどで相談して決めるのがおすすめです。

カテゴリ10,11

名称にインサイドとある通り、カテゴリ10,11は窓がないタイプの部屋です。
カテゴリ10の方が11よりも3平米ほどお部屋が広いようです。
外は見えないものの、マジカルポートホールと呼ばれる船外の景色を映し出すスクリーンがついています。
ディズニー・ドリーム号の場合、カテゴリ11には11A,11B,11Cの3タイプがあり、カテゴリ10は10Aの1タイプのみです。
眺望の関係ない内側のカテゴリ10,11の場合、アルファベットの違いは階数の違いと言えそうです。

カテゴリ8,9

カテゴリ8,9は海に面した窓のあるタイプの客室で、ベランダはありません。
ディズニー・ドリーム号の場合、カテゴリ9よりカテゴリ8の方が3.5平米ほど広いようです。
カテゴリ8,9共にA~Dの4タイプにわかれます。
アルファベットの違いは、階数の違いや窓の数などにあるようです。

カテゴリ4~7

カテゴリ4~7は、ベランダ付きの部屋タイプです。
ベランダに出て、海風を感じたり、食事をとったりすることができます。
ディズニー・ドリーム号の場合、カテゴリ4と5はA~E、カテゴリ6はA,Bにわかれ、カテゴリ7はAのみです。
カテゴリ7Aは、ベランダの一部が壁で視界を遮っているようです。

この他に、コンシェルジュというタイプのカテゴリV,T,R(ディズニー・ワンダー号とディズニー・マジック号の場合はカテゴリT,S,R)という客室もありますが、あまり一般の方には関係なさそうな超デラックスなお部屋なので、今回は割愛です。

カテゴリ5と6の客室の違いとは?

今回、私たちは、せっかくなのでベランダ付きで、DVCポイントで予約できる一番良いお部屋にしようということで、ディズニー・ドリーム号のカテゴリ6Aを予約していました。
カテゴリ6Aとは、デッキ13まであるディズニー・ドリーム号の船内でも上の方、デッキ8~9に位置しています。
しかし、実際に予約された部屋をディズニー・クルーズラインのサイトから確認したところ、カテゴリ5Cになっていることが判明。
調べてみると、カテゴリ5Cはデッキ7…下がっているじゃないか!と慌てた私。
改めて、カテゴリ5と6は、両方とも同じ「ベランダ付きデラックス・ステートルーム」という名称なので、違いは何かと調べてみました。

すると、カテゴリ5のお部屋はベランダの手すりより下も透明なのに対し、カテゴリ6のお部屋は、ベランダの手すり下が白壁になっていることがわかりました。
先ほど書いた通り、ディズニー・クルーズラインの客室は、カテゴリの数字が小さいほどハイクラス。
階数は1つ2つ下がりましたが、これはディズニーなりのアップグレードのようで、大変ありがたいお話でした。
何かの手違いかと慌ててすみません…手すりの下も透明な方が、海がよく見えていいですよね!

高層階が良いというわけでもない!?

ディズニー・クルーズラインの客室タイプを決める上で重要なデッキの概念ですが、どうやらこれは通常のホテルのように高層階なら良いというわけでもないようです。
例えば、私が予約したディズニー・ドリーム号はデッキ1~13まであり、下の階に日々順番で回るローテーションダイニングのレストランや、ショーを開催する劇場があります。(ローテーションダイニングについては、DCLのお食事事情の記事を参照。)
反対に、上の階のデッキ11にはプールやビュッフェレストラン、デッキ12に大人専用レストランのパロやレミーが位置しています。
旅客定員4,000名のかなり大きな船なので、時間によってはエレベータもかなり混雑し、階段の方が早い場合も多いのだとか。
どの場所を多く利用しそうかによっても、部屋の位置を考えた方が良さそうです。
そもそも、周囲を海に囲まれた船上において、客室の高さがどれだけ重要なのかも難しいですよね。

バスタブがない部屋も!予約の際に確認を!

お部屋のカテゴリによって、ベランダや窓の有無、眺望など色々な違いがある中で、私がこれだけは譲れないと感じたポイント。
それはバスタブの有無です!
カテゴリによっては、シャワーのみでバスタブがない部屋が存在します。
私が調べた中では、ディズニー・ドリーム号のカテゴリ8とカテゴリ5Eの一部にバスタブがないという表記を見かけました。
毎日くたくたになるまで遊ぶことを想定すると、個人的にはバスタブははずせません。
私と同様の方は、予約時にバスタブの有無も要チェックです!

ディズニー・クルーズラインの客室カテゴリをご紹介しました。
予約の際に私がわからなかった内容をまとめたつもりですが、やっぱりちょっと複雑ですよね。
また、私はディズニー・ドリーム号に乗船予定ですが、細かくは船にもよるかと思います。
先ほども書きましたが、大まかな客室タイプを決めたら、代理店経由の方は旅行代理店で、ディズニー・バケーションクラブ経由の方はメンバーサポートに相談してお部屋を決めてみてくださいね。
みなさんの船旅が、納得のお部屋で過ごせますように…(*’ω’*)

実際に私が宿泊したお部屋のレポートはこの記事をチェック!
船の中とは思えない!ディズニークルーズ(DCL)の客室設備や眺めがすばらしい!(カテゴリ5C)

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