ディズニーギャラリーがクローズ…ビビディ・バビディ・ブティック2店舗目2017年春オープン

2016年2月20日

先日、チケット料金の値上げで驚いたばかりですが、またしても衝撃のニュースが届きました。
それは、ディズニーアニメーションのスケッチや模型を展示している「ディズニーギャラリー」がクローズし、「ビビディ・バビディ・ブティック」の2店舗目をオープンさせるというもの。
ディズニーの精神を揺るがす事態に、かなり否定的な意見が飛び交っています…

2017年春、東京ディズニーランド内に「ビビディ・バビディ・ブティック」がオープン

ビビディ・バビディ・ブティック 東京ディズニーランド内 イメージ

現在、東京ディズニーランドホテルにある「ビビディ・バビディ・ブティック」。
女の子がキャストにヘアメイクをしてもらい、ドレスを着て、「ビビディ・バビディ・ブー!」で鏡を見ると、憧れのプリンセスに変身した自分とご対面!という、女の子の夢をかなえるサロンです。
オリエンタルランドのニュースリリースによると、2017年春、東京ディズニーランドのワールドバザールに、この「ビビディ・バビディ・ブティック」の2店舗目をオープンさせるとのこと。
ついに、パーク内でも、プリンセスに変身することができるようになります。

2016 年秋、「ディズニーギャラリー」&「ディズニードローイングクラス」がクローズ

「ビビディ・バビディ・ブティック」のオープンに伴い、「ディズニーギャラリー」および「ディズニードローイングクラス」が2016年秋にクローズすることも同時に発表されました。
この発表はかなり波紋を広げていますね。
「ビビディ・バビディ・ブティック」のオープン自体は、女の子がいる家庭以外はあまり関係ないですし、私も「へぇ、そうなんだ」と思うだけなのですが…
なにも「ディズニーギャラリー」をクローズして作る必要はないんじゃないかと思います。

ディズニードローイングクラス

以前、ファンタジーランドの開発に伴い、イッツアスモールワールドがなくなるのではないかと話題になった際、「あれはなくしてはいけないものだ」と思ったのですが、ディズニーギャラリーも同じではないかと思います。
ミッキーたちを生み出したディズニーアニメーションの世界に浸ることができる展示の数々は、ディズニーの精神を伝える上でとても重要なものなのではないかと…
ドローイングクラスも、アニメーターになった気分で楽しくキャラクターの描き方を学び、出来栄えを競い合ったりした思い出がある方も多いのではないでしょうか。
簡単にクローズして良い施設ではないはずです。

同じように考えてる方はとても多いようで、ツイッターや公式Facebookを見ていると、否定的な意見で溢れています。

金額の小さなドローイングクラスより、一人当たり何万というお金を稼げるビビディ・バビディ・ブティックの方が収益向上には有効だと判断されたのではなかと考えている方も多いようです。
先日、パークチケットの値上げを発表したばかりということもあり、値上げで上がった収益でビビディ・バビディ・ブティックが作られるのかな…と、私も考えてしまいました。
それくらい、最近のパークは大切なものをなくし、収益志向にばかり走っているように見えるということですよね。
もちろん、オリエンタルランドも企業ですから、収益を上げなければいけないのはわかりますが、あまり行き過ぎるとファンも離れてしまいます…
パークを運営されている方々には、少しでもツイッターや公式Facebookのゲストの声に目を通していただき、今後のパークの運営に活かされていくことを祈るばかりです。

とはいえ、決まったものは仕方ないですし、クローズは今年の秋ということで、もうそんなに長い時間はないですが…
それまでにパークに行かれる方は、ぜひディズニーギャラリーに足を運び、素晴らしいディズニーアニメーションの世界を、目に焼き付けておきましょうね(*´ω`*)